明日に向け仕上がり順調な日本艇
シドニー・ハーバーに浮かぶ8艇のF50

昨日、準備作業を完了した日本艇は、約2ヶ月ぶりに無事進水。本日は公式練習レースを行いました!!実践を想定したいわば大会のリハーサルとなる公式練習レースは平日にもかかわらず多くの観覧船が集まり、大いに盛り上がりました。今回シドニー大会はフランチェスコ・ブルーニの代わりに高橋レオが、要となるフライトコントローラーを努めます。また、高橋の通常のポジション、グラインダーには、第35回アメリカズカップでソフトバンク・チーム・ジャパンのメンバーとして活躍していたルーク・ペインがチームの助っ人として加わりました。

ルーク・ペイン/グラインダー(オーストラリア・パース出身)

また、今回は、ジョー・グリンフィールドの代わりに、マルチハルのスペシャリストとして世界選手権17回、アメリカズ・カップ3回の優勝歴を持ち、オリンピックでも銀メダルを獲得したスーパースター / グレン・アッシュビーがコーチとしてチームのパフォーマンスに目を光らせます。

高橋レオに技術指導するグレン・アッシュビー/コーチ(オーストラリア/ベンディゴ出身)

大会前日の本日、シドニー市内のレストラン『12-ミクロン』で記者会見が行われました。会見では、地元の期待を背負うオーストラリアのドライバートム・スリングスビーの1番の好敵手と目される日本のネイサン・アウタリッジに多くの質問が浴びせられました。その一部をご紹介します。

記者:今大会からフランチェスコ・ブルーニが外れ、高橋レオがフライトコントローラーに異動になりました。そして、グラインダーもルークが加わりましたね。 なぜ、このような変更を行ったのでしょうか?
ネイサン:「コロナ感染予防対策による検疫期間が長かったこともありますが、フランチェスコ・ブルーニが来季は来ないこともありますし、チームの国籍規定もありますから、レオの育成を始める必要がありました。昨日のトレーニングからフライトコントローラーとしてやっていますが、よく頑張っていると思います」
記者:先日公開されたレーシング・オン・ザ・エッジ(セールGPの舞台裏を描いたドキュメンタリー番組)で、トム(オーストラリアチームのドライバー)が自分自身にかけるプレッシャーなど言及していましましたが、トムは今回、違ったやり方で挑んで来ると思いますか?
ネイサン:「昨年はいくつものメディアの仕事を抱えていたようですが、今年はそれを他のメンバーに任せて、自分の時間をしっかり確保しているようです。なので、プレッシャーは前回ほどひどくはないと思います。しかし、昨今のセールGPのレベルは上がって来ているので、シドニー大会では優勝をかけた激戦になると思います。レースで彼に勝ちたいのでベストを尽くしますよ」
記者:今週土曜日は強い風が吹くという予報です。 あなたの強みは、風が弱い時のレースです。強風の中で新しいチームメンバーと共にコンビネーションを試す良い機会になりそうですか?
ネイサン:「シドニーでは何度もセーリングをしているので、どんな風になるかは知っています。でも、このタイプの船は風が強いと本当に難しいんです。サンフランシスコは我々にとって大きな目標であり、今の目標は強風下でのパフォーマンスを向上させることです」
注目のネイサンとトムとの戦い、そして強風をどこまで克服できるか?明日からの日本チームの奮闘に乞うご期待です!皆さん応援よろしくお願いいたします!

日本チームのロースター(シドニー大会)
ドライバー/ ネイサン・アウタリッジ
ウイング・トリマー / クリス・ドレーパー
フライト・コントローラー/ 高橋レオ
グラインダー/ 森嶋ティモシー
グラインダー/ 笠谷勇希
グラインダー/ルーク・ペイン
WPP選手/梶本和歌子
WPP選手/ 高野芹奈

各選手のプロフィール
https://sailgp.com/ja/teams/japan/

リーダーボード(第6戦終了時点)
1位オーストラリア
2位アメリカ
3位日本
4位イギリス
5位ニュージーランド
6位スペイン  
7位デンマーク
8位フランス