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未来へのレース:セールGPがポジティブ・インパクトを 国際リーグに取り入れた世界初のスポーツ・イベントに

14 JULY 2021News
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  • セールGPは、よりよい地球のために新たな表彰台をつくり
  • スポーツ界に欠かせない持続可能性へ取り組みます

本日、クライメート・ポジティブを目指すスポーツ・エンタテインメントの第一人者であるセールGPは『インパクト・リーグ』の発足を発表しました。これは、気候変動を緩和するため持続可能な活動をスポーツに不可欠なものとし、クリーンエネルギーへの移行を加速させることを目的とした世界初の取り組みです。

2021年から22年までのセールGPのシーズン2において、新たなリーダーボードが設定されます。海上でのエキサイティングなレースに参加する8ヶ国の各チームは、大会期間中における二酸化炭素排出量を削減し、セーリングにおける包括性を促進するための積極的な行動に応じてランク付けされ、トップチームには報酬が与えられます。最終的にスポーツとしてだけでなく目的のためのレースも同時に行われます。

各チームは、10項目の主要な持続可能性基準に基づいて競い合い、説明責任を果たします。基準は、クリーンエネルギーソリューションを中心とした新技術の開拓、使い捨てプラスチックの全廃、多様性と包括性、チームの取り組みを発信することなど多岐にわたります。各チームは外部の監査を受け、各イベントの後に総合的なリーダーボードに反映されます。2022年3月にサンフランシスコで開催されるシーズン最終戦には、2つの表彰台が用意され、優勝チームはシーズン・チャンピオンとして表彰されるとともに、シーズンを通してチームの取り組みをサポートしたパートナー(主に非営利団体)への資金援助として報酬を受け取ります。

オリンピックで4つ金メダルを獲得した、グレートブリテン・セールGPチームのCEO兼ドライバー/ ベン・エインズリー卿のコメント「インパクト・リーグの導入は、セーリングのみならず、すべてのスポーツにとって重要な瞬間です。今すぐに行動を起こさなければ、草の根からプロのトップ選手まで、私たちに喜びを与えてくれる素晴らしいスポーツが、気候変動の影響で脅かされることになります。私は多くのスポーツがセールGPの例にならい、持続可能性を単なるコミットメントではなく、スポーツの基本的な構成要素とすることを期待しています」

インパクトリーグは、バミューダとイタリアで開催された今年最初の2つのイベントですでに実施されており、現在の順位はニュージーランド・セールGPチームがリードしていますが、シーズン2の初めに開始されて以来、すべてのチームが各分野で大きな進歩を遂げています。

2050年までに、プリマス、サントロペ、シドニーなどのセールGP開催地を含む570以上の低地の沿岸都市では、少なくとも0.5メートルの海面上昇が予測されており、8億人以上の人々が海面上昇、異常気象、高潮の影響を受ける危険にさらされています。この影響は、社会のあらゆる側面に及びますが、特にスポーツの世界が影響を受けるでしょう。気候の影響により、スポーツの会場やプレーの仕方が根本的に変わり、いくつかの場所ではスポーツができなくなる可能性があります。

この脅威を軽減するためには、スポーツ界が一丸となって、影響への取り組みがオプションではなく、現状の本質的な一部となるような新しい「持続可能なノーマル」を創り出す必要があります。自然の力を利用した世界的なチャンピオンシップであるセールGPにとって、『インパクト・リーグ』の設立は、その道のりの重要なステップであり、自分たちが追求する変化に責任を持つ方法でもあります。

プリマス大学海洋研究所所長 / リチャード・トンプソン教授(OBE FRS)のコメント「海の健全性は、地球の気候と本質的につながっています。現在、海は、気温やpH値の上昇、海面上昇や沿岸浸食、プラスチックなどの汚染、乱獲、生物多様性や生息地の喪失など、様々な面でかつてないほどの課題に直面しています。
この緊急事態の規模は世界的なものであり、解決のためには、国や超国家的な組織から個々の消費者まで、協調した取り組みが必要です。そのためには、自分たちが行っている具体的な変化を示すことが必要となります。インパクトリーグが、持続可能性と気候変動対策をグローバル・スポーツの中心に据えてくれることを期待しています」

気候変動に対して意味のある変化を起こすには、行動と説明責任が必要です。『インパクト・リーグ』は、サステナビリティのあらゆる側面を個別に測定・監査することで、セールGPとそのチームが最大限の努力をしていることを確認し、真の体系的変化を確実にし、新たな「持続可能なノーマル」を作り上げることを目的としています。

セールGPのCEO/ ラッセル・クーツのコメント「インパクト・リーグは、未来に向けたレースに対する我々のコミットメントを示すものです。このリーグは、世界トップクラスのアスリートたちの競争心に火をつけ、海上での勝利と同様に、インパクトのある行動をしたチームに褒賞を与えるものです。私たちは、スポーツが持つ力を信じています。そして、スポーツには、より良い地球のためにシンプルな変化をもたらし、人々に模範を示す責任があると考えています。 持続可能性に対する私たちのコミットメントは、言葉や約束よりもはるかに深く、長期的で測定可能な行動に基づいています」

UNFCCC(国連気候変動枠組条約)のグローバル気候行動担当マネージャー/ ニクラス・スヴェンニンセン氏のコメント「日々の生活の中で喜びをもたらしてくれる活動の多くが、気候の変化によって脅威にさらされています。スポーツも例外ではなく、最も大きな影響を受ける分野のひとつです。インパクト・リーグは、意味のある変化をもたらし、スポーツにおける勝利の意味を再定義すべく、セールGPによる革新的で刺激的なソリューション指向のアプローチです。私は、他のスポーツがこれにならって独自のインパクト・リーグを設立し、スポーツが真の変革のためのプラットフォームとなることを歓迎します」

『インパクト・リーグ』は、セールGP、シーズン2の第3戦となる、プリマスで開催されたグレートブリテン・セール・グランプリ・プリマス大会直前に発足しました。アドレナリン全開の9大会で、8つのナショナルチームが世界各地の沿岸都市でレースを行い、素晴らしいスポーツ・エンターテイメントを提供すると同時に、より良い地球のためにポジティブなインパクトを与えることを目指しています。 プリマスの次の大会は8月20-21日にデンマークのオーフスで開催され、その後、サントロペ、カディス・アンダルシア、シドニー、クライストチャーチを経て、2022年3月26-27日にサンフランシスコで開催されるグランドファイナルで最終決戦を迎えます。

この新たな船出が注目を集め、より多くの人々と共により良い未来への航海を実現させるため、今週末の大会に参戦する8チームのアスリートたちは、スミートンズ・タワーの灯台の前で希望のメッセージを掲げキャンペーンをスタートさせました。