SailGP 開幕戦のシドニーで次世代育成プログラム

11 FEBRUARY 2020News

日本の嶋倉、山崎含む世界の若手セーラー約60人が参加へ

SYDNEY – February 11, 2020 –世界のトップセーラーが大一番に備えるSailGPシーズン2開幕に合わせ、セーリングの未来を担う約60人の若者がその開催地、シドニーに集結し、世界クラスのアスリートと交流します。セーリングを通じて、若者が心豊かに、生涯必要なスキルを養い、未来への道を切りひらくことを目的としたSailGP Inspireプログラムの一環。SailGPは、若者を育み、地域に根ざす、シーズン全体のプログラムをシドニーでスタートさせ、開幕戦からスポーツの未来のかたちを提示します。

オーストラリアの最も象徴的な都市から始まる今大会。大会主催者はシーズンを通して、SailGP Inspireの3つのアプローチ「レーシング」「キャリア」「学び」を通じて、若者に人生を変えるさまざまな体験を提供することを約束しています。SailGPに今季出場する7つのナショナルチームが世界最速艇F50カタマランで競うシドニー湾の同じコースにおいて、WASZPs(ワスプ、一人乗りフォイリング・ディンギー)とRS Cat 14sを用いた、将来有望な32人のセーラーらによる対決が一つのハイライトです。

Inspire hanging out on Lake Macquarie, Australia

SailGP Inspireは、世界中の多様で幅広い層にリーチすることを目的として、パートナーであるRS Sailing、WASZP、Rooster、MarkSetBot、およびWorld Sailing Trustと協力して、かつてない野心的な独自プログラムを構築しました。

SailGP のユースプログラムマネジャー、トム・ハーバート・エバンスは「『いつか、セーリングの代表チームに入りたい』『セーリングの背後にある科学を学びたい』『舞台裏の仕事の経験を積みたい』など、世界中の若者がSailGP Inspireを通じてユニークな機会にアクセスできるようにしたい。さまざまな新しい要素を備えたInspireプログラムを初めてシドニーに持ち込むことに興奮しています」と話しています。

SailGPシドニー大会はグローバルチャンピオンシップのシーズン2開幕に先立ち、2月25-27日、地元オーストラリア、ニュージーランド、そして日本の3か国の20歳未満の16人のセーラー(男女各8人)によるレースの予選から始まります。その翌28日、2020年のSailGPグローバルチャンピオンシップのオープニングに関連して、トップ8の若手セーラーは、何千人もの観客の前でMarkSetBotが提供する最先端のテクノロジーを駆使したF50コースに向かいます。

Inspire girls at Lake Macquarie, Australia

若手選手16人中10人はオーストラリア出身。選手たちはニューサウスウェールズ、タスマニア州ホバート、西オーストラリアの各地域を代表し、オンライン申請を経てInspire Racing Committeeによって選出されました。候補者らは、審査の指標となる重要な特性の中でも、特に能力と意欲に基づいて選出されました。ニュージーランドの若手選手らは国内大会で優勝した選手が、出場枠を獲得。また、2020年東京オリンピックのセーリング女子49erFX級日本代表に内定している山崎アンナ(横浜/日体大)と、成長著しい嶋倉照晃(京都/霞ヶ浦高校)はSailGP日本チームからの推薦で出場が決まりました。

第1回Inspire Racing x WASZP(ワスプ) プログラム 16人の出場者は以下の通り:
• Australia: Rita Booth (Whale Beach), Ruben Booth (Whale Beach), Natasha Bryant (Newport), Alice Buchanan (Hobart), Will Cooley (Sydney), Archie Cropley (Northbridge), Miles Davey (Baulkham Hills), Evie Haseldine (North Richmond), Ryan Littlechild (Sydney) and Georgia Payne (Mandurah)
• New Zealand: Amelie Back (Auckland), Stella Bilger (Auckland), Sean Herbert (Auckland) and Sam Street (New Plymouth)
日本: 嶋倉 照晃 (京都) 、 山崎アンナ (横浜)

参加者の一人、オーストラリアのブキャナンは「SailGP Inspire Racingプログラムに参加できることになり、とてもうれしく思います。水上でも陸上でも、目を見張るような経験になるでしょう。私は、29erクラスを終えたばかりですが、Inspire Racingが私のセーリングキャリアの次のステップに役立つと感じています」と話しています。

Tom Slingsby with Inspire kids and Waszp

シドニーSailGPはまた、シーズン1のカウズとマルセイユで開催されたインスパイアレーシングx RS Cat14を復活させます。地元のヨットクラブと連携し、2月27日にレースで2人のペア(15歳未満の少年少女1人ずつ)を選抜し、そのペアに対して、水上に連れて行った先でSailGPチームに会い、激励する演出への参加権を提供します。 RS Sailingはプログラムの主要パートナーであり、選手が乗るRS Cat14を提供、Roosterがセーリングアパレルを提供します。

Inspire Racing x RS Cat14 プログラム16人の出場者は以下の通り:
• Cruising Yacht Club of Australia: Ava Smith and Henry Myers
• Hunter’s Hill Sailing Club: Stella Hurley and Tom Quinlan
• Lane Cove 12ft Skiff Sailing Club: Mackenzie Mayne and Jack Rusticcia
• Manly 16ft Skiff Sailing Club: Pearl Twomey and Tyler Dransfield
• Royal Prince Alfred Yacht Club: Sara Bruce and Cooper Bellingham
• Royal Sydney Yacht Squadron: Harriet McLauchlan and Bennedict McKay
• Woollahra Sailing Club: Hanako Tomishima and Austin Cross
• Middle Harbor Yacht Club: Ella Delaney and Ben Crafoord

最後に、Inspire キャリアプログラムは、18歳から23歳までの16人の学生に、大会の現場で働く機会を提供します。それらは、テクニカルチーム、ホスピタリティやイベントマネジメント、海上業務、メディアコミュニケーション、レース運営、持続可能性業務など、SailGP組織内の複数の分野にわたります。同プログラムは、イベントに先立つ週に始まり、学生に実践的な体験を提供し、世界的なスポーツショーを実現、実行するために、必要なことを現場で見学してもらいます。

Kyle Langford with Inspire girls Lake Macquarie, Australia

SailGP Inspireの第3のアプローチ「学び」に関するプログラムは、ニューサウスウェールズ州政府と協力し、シドニーSailGPへの準備段階の1月にすでに行われました。周辺地域の21人の子供たちにマッコーリー湖での4日間のキャンプでセーリングする方法を学ぶ機会を提供しました。このイベントは、オーストラリアのSailGPチームのアスリートとマッコーリー湖の地元カイルラングフォードによるサプライズセーリング教室で幕を閉じました。

SailGP のグローバルチャンピオンシップシーズン2は、2月28-29両日、シドニー湾で開催されます。チケットはSailGP.com/Sydney でお求めになれます。詳細は SailGP.com/Inspireをご覧ください。