2020 eSailGP 選手権開催へ 世界最速ヨットレース e-Sportsでも

ロンドン – 2月 11, 2020 – シーズン2開幕まで2週間あまりに迫ったSailGPは本日、ゲームによるバーチャルヨットレース大会、2020 eSailGP 選手権の開催を発表しました。この大会は、ファンが仮想環境で、世界最速艇の操縦を腕試しし、技術を競う機会を提供するもの。 優勝者には、ROCKWOOLコペンハーゲンSailGPへの招待旅行、F50カタマランへの乗船機会、そしてeSailingワールドチャンピオンシップ決勝への参加資格が与えられます。

バーチャルレガッタ（Virtual Regatta ）およびワールドセーリング（World Sailing）とのパートナーシップで発足したこの選手権は、シーズン中に7つの予選イベントを実施、それぞれの勝者が8月14日にeSailGPグランドファイナルに進出します。さらに、若手の最優秀プレーヤーにはワイルドカードによる出場権が追加で与えられます。ファイナリストはeF50で対戦。これは、SailGPで実際に使用する世界最速艇のデジタル再現版です。各eSailGP予選の勝者はeSailing世界選手権ファイナルへ。予選上位8名がeSailing 世界選手権プレーオフへと進みます。

SailGPは、昨年のマルセイユでの最終戦でeスポーツの領域に進出しました。今後はセーラーと、非セーラーが2020年を通じてフルシーズンの競技を行い、SailGPアスリートを含む世界中のプレーヤーと対戦することになります。SailGPシーズン2の大会と同時開催される4つの予選ラウンドと、さらに3つの臨時予選で構成されています。

SailGP COO（最高執行責任者）の ジュリアン・デビアス（Julien di Biase）は、「組織として革新の最前線にいるように努めています。記録破りのF50カタマランと、比類のない放送機能は、技術の限界を押し上げて、ほかの主流のスポーツよりも速く「ネットゼロ（自給自足）」に到達するための、世界をリードするレースの素材です。 eSailGPの本格的なeSports選手権への進化は、包括的なスポーツ体験を提供するという私たちの意欲の表れです」とコメント。さらに、「私たちは常に、既存のファンに、SailGPにアクセスする近道を提供すると同時に、スポーツを初めて体験する人たちにも、世界クラスのSailGPアスリートに挑戦する機会を含むインタラクティブな体験を紹介したいと考えています」と話しています。

eSailGPのレース時間は5〜6分。各ゲームごとに最大10人までのプレイヤーが参加できます。 eSailGPは160万人以上のプレイヤーがいる世界最大のセーリングコミュニティ、Virtual Regatta Inshoreに統合されています。

Virtual Regattaの創設者/ CEOのフィリップ・ギグネ（PhilippeGuigné）氏は次のように述べています。「昨年のeSailGPの立ちあげから、2020年に世界中のゲーマーが年間を通じて競う環境に前進したことを誇りに思います。視聴者がライブイベントで見る詳細を再現し、仮想アリーナに忠実に変換することが重要で、この大会はゲーム体験の進化にもつながると信じています」

実際のレースが始まる数日前に、各eSailGP予選イベントの「トレーニング」が始まります。2月25日のシドニー湾を皮切りに、バーチャルコースはSailGPの各象徴的な会場そっくりに模倣されています。７回の予選の勝者とワイルドカードで選抜されたプレーヤーは、8月14日にグランドファイナルに進出。そこでは、3つのフリートレースの後、最高得点をたたき出した2人のゲーマーが勝者総取りのマッチレースで対決します。 eSailGPグランドファイナルと各予選のファイナルは、eSailingTVで世界中にライブ配信されます。

eSailGPは2月25日から無料で利用でき、デスクトップ、iOS、Androidでプレーできます。

2020 eSailGP Championship スケジュール

シドニー eSailGP
予選 2月 25−3月 3日
決勝: 3月 3日

Pop-Up 1
予選: 3月 20−22日
決勝: 3月 22日

Pop-Up 2
予選: 4月 10−12日
決勝: 4月12日

サンフランシスコ eSailGP
予選: 4月 29−5月 6日
決勝: 5月 6日

ニューヨーク eSailGP
予選: 6月 9−16日
決勝: 6月 9−16日

Pop-Up 3
予選: 7月 31-8月 2日
決勝: 8月 2日

カウズ（英国） eSailGP
予選: 8月 6−13日
決勝: 8月 13日

Grand Final
8月 14日