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データアナリストとして鹿取正信が日本チームに加入

2 MAY 2019News
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  • 日本
鹿取 正信 (かとり まさのぶ)

サンフランシスコ(アメリカ)– 来る5月4〜5日(日本時間:5月5〜6日)、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾でSailGP第2戦となるサンフランシスコ大会が開催されます。この大会を前に、テクニカルスタッフとして過去にアメリカズカップ7大会に挑戦した鹿取正信が日本チームに加入しました。

SailGPはワンデザイン(同一規格)のレース艇F50で行われる大会で、セーリング中に得られたデータは全チームが共有しており、このデータをいかに解析し、パフォーマンスに繋げるかが勝敗を分ける大きな要素となってきます。

鹿取は日本初のアメリカズカップ挑戦チーム、ニッポチャンチャレンジを皮切りに、ワンワールドチャレンジ(アメリカ)、チームニュージーランド、アルテミスレーシング(スウェーデン)に所属しアメリカズカップに計7大会参戦した、セーリングデータアナリストの第一人者です。すでにサンフランシスコでチームに合流し、練習データの解析を始めている鹿取の加入は、日本チームにとって大きな戦力になることは間違いありません。

 Nobu and Fuku

ネイサン・アウタリッジ(CEO/スキッパー)のコメント

「サンフランシスコ大会の前に、ノブ(鹿取正信)がデータアナリストとして加入してくれたことはチームにとって大きな収穫です。開幕戦のシドニー大会を見れば、優勝したオーストラリアと日本のパフォーマンスには差があることは明らかです。そのギャップを埋めるためには、データをより深く解析し、コーチと共にセーリングチームにアドバイスをくれる人材が必要でした。ノブとはアメリカズカップのアルテミスレーシングでチームメイトで、彼のデータ解析能力はとても信頼しています。このチームで再び一緒に戦えることはとても楽しみです」

早福和彦(COO)のコメント

「鹿取さんの参加はチームにとって強力な戦力になることは間違えありません。トップクラスにあるチームのパフォーマンスのさらなる向上に彼の世界における百戦錬磨の経験とセンスが大きく貢献することでしょう。また、彼のこれからの活躍は国内の多くの若いエンジニア達に良い刺激を与えてくれることと期待しています。個人的にはまた一緒にチャレンジできることを心から嬉しく思っています」

2000年にニッポンチャレンジの挑戦が終わり、日本から世界に挑戦する道が絶たれた後は、海外チームで活動を続けてきました。そんな環境が続いたことで、知らず知らずのうちに日本のチームで挑戦することを半分あきらめていたのかもしれません。しかし、過去に同じチームで何度となく戦ってきた早福さんから、こうしてチームに誘ってもらい、新たな気持ちで日本から世界に挑戦する機会をもらえたとこを大変うれしく思うとともに、不思議なつながりを感じています。このチームには、ネイサンをはじめとし、セーリングチーム、ショアチーム、サポートスタッフにかつて所属したチームの仲間がたくさんいます。また一緒に新しいチャレンジができることを非常に楽しみにしています。SailGPで日本チームが良い結果を出せるように力を尽くしていくことはもちろんですが、このキャンペーンを通じて、若いセーラー、そしてセーリングに関わる様々な分野の若い人たちが興味を持ってくれ、その中から実際にJapan SailGP Teamに飛び込んでくるような人たちが次々に現れるような、そんな魅力ある活動のお手伝いができればと思います」

鹿取 正信 (かとり まさのぶ)