「グビィ」の愛称で親しまれているイアン・ジャンセンは、5歳の時に地元のヨットクラブでセーリングを始めました。そして16歳の時、ネイサン・アウタリッジと組んで初めてオーストラリア代表となり、420級世界選手権に出場しています。
ジャンセンとアウタリッジの相性は抜群で、それ以降彼らは49er級で三度世界選手権のタイトルを手にし、2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得。4年後のリオ五輪にも出場してメダルコレクションに銀メダルを加えました。
ジャンセンは過去2回、アルテミスレーシングのウイングトリマーとしてアメリカズカップに挑戦した経験があり、現在は2021年に開催される第36回アメリカズカップに向け、イギリスチームの一員として活動しています。
趣味はサーフィンとカイトサーフィン。片時も海から離れないジャンセンです。
「最先端のテクノロジーが搭載されたレース艇は最高のスピード感が楽しめますが、戦いは非常に激しいものになるでしょう。日本チームの一員として参戦できることはとても光栄です」