SailGP参加全チーム中最年少セーラーの高橋レオですが、すでにマッチレースや五輪種目である49er級の世界ランキングに名前を連ねています。
静岡県熱海市生まれの高橋は、日本から初めてアメリカズカップに挑戦したニッポンチャレンジのメンバーだった父親の勧めで、9歳からヨットに乗り始めました。しぶしぶ始めたセーリングでしたが、すぐにその才能を開花させます。
ジュニア時代の活躍が認められ2015年にユースメンバーとして日本ナショナルチーム入りした高橋は、海神チームジャパンのヘルムスマンとして2017年開催のユースアメリカズカップに出場しました。
昨年、彼は初めてシニアレベルでの世界選手権に挑戦し、SailGPと並行して2020年の東京五輪出場に向け49er級での活動も続けています。
バスケットボールや軽飛行機に乗ることが趣味の高橋ですが、いろいろなタイプのヨットに乗りセーリングすることが一番の楽しみです。
「チーム全員を尊敬しています。セーリングチームはもちろん、ショアチームも経験豊かな人ばかりなので、多くのことを吸収したいと思います。そしていつの日か、このハイテク艇の舵を握って世界の強豪と戦ってみたいです」