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日本はハットトリック達成。サンフランシスコ大会初日

5 MAY 2019News
Tags:
  • Japan
フルスピードで第1マークへ向かう6チーム Sam Greenfield@SailGP

サンフランシスコ(アメリカ) – SailGP(セールジーピー)第2戦サンフランシスコ大会が、5月4日(日本時間5月5日)にサンフランシスコ湾で始まりました。日本チームは昨日のプラクティスレースから好調を維持し、初日に行われた3レースすべてでトップフィニッシュ。初日、30得点でトップに立ちました。暫定2位はシドニー大会優勝のオーストラリア、3位は成長著しいイギリス、4位は地元アメリカで、上位4チームは得点差だけでなくレースでも接戦を繰り広げています。

12ノット前後の風とフラットな海面でスタートした第1レース。日本はスピードに乗ってスタートを切り第1マークでトップに立ちますが、レース序盤でバウンダリー(レースコースの境界線)を越えるペナルティーを2回取られてしまい、イギリス、アメリカ、オーストラリアに逆転されてしまいます。しかし、そこからレースに集中しスピードを追求したことで逆転に成功。2位のオーストラリアに15秒の差を付けてトップフィニッシュしました。

続く第2レースは一番風上側からスタート。第1マークまでに最も効率的にスピードを上げるには、通常、一番風下側からスタートするのが良いですが、スタート前にジブセールの調整に手間取り、スタートのタイミングが若干遅れてしまいます。瞬時の判断でコース変更した日本チームは、一番下側からスタートしたイギリスチームに続き2番目で第1マークを回航すると、ジリジリと差を詰め終盤でイギリスを逆転。再びトップでフィニッシュラインを切りました。日本の速さの秘訣のひとつが、安定したフォイリングでスピードを維持できることです。

風が上がってきたことでレースコースが少し長くなった第3レース。日本チームは狙い通りに一番風下側からスタートラインを切り、リードを保ったまますべてのマークをトップで回航して危なげなくフィニッシュ。初日に行われた3レースで3勝と、ハットトリックを達成しました。

「細かいミスはありましたが、今日は良いレースができました。ボートスピードも満足ですし、クルーワークもどんどん良くなっています。オーストラリアはもちろんですが、イギリス、アメリカも互角の走りをしていますから、今日はしっかり休んで、良いイメージを持ったまま明日に備えたいと思います。もちろん優勝を狙っていますよ」(ヘルムスマン/ネイサン・アウタリッジ)
「1レース目はチームが少し浮き足だっていて、ペナルティーを2回受けてしまいましたが、落ち着いてレースをすればトップが取れることが分かりました。3レースでトップフィニッシュし興奮しました。明日のレースが待ち遠しいです」(グラインダー)

明日の最終日は全艇によるフリートレースを2レース行い、上位2チームによる決勝のマッチーレースが行われます。明日も今日と同じようなコンディションが予想されています。