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SailGP第3戦ニューヨーク大会初日。日本は暫定トップで最終日へ

20 JUNE 2019News
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  • New York SailGP
スタートラインはマンハッタンの目の前Japan SailGP Team Simon Bruty@SailGP

ニューヨーク(アメリカ – SailGP(セールジーピー)第3戦ニューヨーク大会初日は、マンハッタンの摩天楼を吹き抜ける不規則な風と強い潮の流れに翻弄される1日となりました。イギリスチームはレース前の練習中にコントロールを失い、転覆するアクシデントに見舞われてしまいます。幸いセーラーにケガはありませんでしたが、ウイングセールが破損したことで今日のレースに出場することができなくなりました。
5艇でスタートした第1レース。レースコースは場所によって風の強さがまったく違います。うまく風をつかめばフォイリングしますが、風のない場所では潮の影響もあり前に進むのもやっとです。そんな難しいコンディションをうまく乗り切りトップフィニッシュしたのは、ベテラン揃いのオーストラリアです。日本は2位でニューヨーク最初のレースを終えました。フランスはレース中に2回、あわや転覆かというヒヤリとさせる場面がありました。

続く第2レース。日本はスタート前に航路侵害でペナルティーを取られてしまったため、最後尾からスタートします。しかしすぐに加速し、先行チームがレース艇のコントロールに手まどっている間に逆転に成功。途中、中国とオーストラリアに追いつかれそうになる場面もありましたが、しっかりとコースを読み、リードを保ってトップフィニッシュしました。
第3レースは中国がスピードに乗って良いスタートを切ります。その後を追う日本。2艇はしばらく併走しましたが、最初のジャイブ(風下に向う時に行う方向転回)で中国が失敗。ボートハンドリングの差が明暗を分けることになり逆転に成功した日本は、風の強さや吹く方向が激しく変わる難しいコンディションでも慌てることなく、今日2度目のトップフォニッシュを飾りました。
大会初日、日本は3レース中2レースで1位となり29ポイントを獲得。2位のオーストラリアに1ポイントの差を付けて暫定トップに立っています。
(セーラーのコメント)(quart)
「予想以上に難しいコンディションでした。日本チームは風がなくなって船体が着水してからの立て直しが他のチームより早いので、それが成績に結びついていると思います。ネイサンはそのあたりのボートハンドリングが本当にうまいですね。明日も同じように難しいコンディションになると思いますので、しっかりやっていきたいです」(吉田 雄悟/グラインダー)
「すごく神経を使う難しいコンディションでした。場所によって風の強弱が大きく、コース選択がうまくいかないとリードしていても逆転されてしまいます。2レース目、3レース目はそのあたりがうまくできました。明日もがんばります」(ネイサン・アウタリッジ/ヘルムスマン)

練習前の転覆したイギリスチーム Beau Outteridge@SailGP